実況アナも興奮しすぎるほど面白い試合だったということでしょう。
2chの内容が楽しかった。久しぶりに笑った内容でした。
こんなことやっているなら視聴率もまた上がってくることでしょう。

興奮しすぎた!? 実況アナ前代未聞の途中降板

9月10日17時1分配信 夕刊フジ



 延長10回、5時間4分の熱戦の末、巨人の自力Vが消滅した9日のプロ野球巨人-阪神戦(東京ドーム)。ラジオ実況中継でも大珍事が起きていた。興奮しすぎたベテランアナウンサーの声が途中でかれ、急きょベンチリポートを担当していた別のアナがリリーフ登板。グラウンドの熱気がアナもKOした?!

 声がかれてしまったのはTBSラジオの戸崎貴広アナ(44)。同局の「エキサイトベースボール」放送中、試合開始から約4時間20分が過ぎた10回表の午後10時23分ごろ、阪神の攻撃中に突然、咳き込み始めた。

 当初は、「6時間の実況経験もありますから」と話していたが、その後も咳が止まず、次第にかすれ声に。解説の田淵幸一氏(60)から、「お茶でも飲んで気合入れたら」と、助け舟も。

 だが、CMを挟んでも、咳は一向におさまらず、実況に戻る際には、「ゲホ、ゲホッ」と咳から始まる始末。

 とうとう10回裏、巨人の攻撃中に声が出なくなり、同10時38分、一塁側のベンチリポーターを務めていた土井敏之アナ(37)がリリーフ。試合終了まで実況を引き継ぐ異例の展開となった。

 この珍事に、インターネット上も“お祭り騒ぎ”。普段は誹謗中傷の書き込みが殺到する巨大掲示板「2ちゃんねる」上では、実況と同時に、「これじゃ無理じゃないか」「アナまじがんばれ」と異例の同情の励ましが書き込まれた。

 アナ交代直後には、「アナウンサーってすごいと思ってたけど今日ほど尊敬したことはない」「遠くで聞こえるゲホゲホが涙を誘う」など、温かいメッセージが多数書き込まれていた。

 戸崎アナは東京都葛飾区柴又生まれ。都立墨田川高校を経て、立教大学を卒業。1986年に入社、スポーツ畑が専門で、プロ野球のほか、フィギュアスケート、テニス、駅伝、サッカーなどスポーツ全般の実況経験があるベテラン。

 TBSラジオの番組担当者は、「戸崎は実況前から、体調に問題はなかった。ずっとハイテンションで実況していたため、ああいうことになったが、批判よりも同情や激励の声のほうが多く、恐縮しています」と話している。

 実況中にアナウンサーの声がかれて、交代することはまれだが、五輪など豊富な実績で知られる同局の“世界の松下”こと松下賢次アナ(54)にも経験があるという。「まあ、皆既日食のようなもの、とでもいいましょうか」と番組担当者は苦笑いしていた。一方、この日の日本テレビの中継(午後7-8時53分)は試合途中で放送を終了。平均視聴率9.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)にとどまった。